今日も1日頑張って、やっとのことで子供たちを布団まで連れて行き、あとは寝かしつけだけだ。
最後に絵本読んで寝かそう。と思って手に取った絵本。
図書館の目に留まるところに置いてあったので、たまたま借りてきた、こちら。

「おかあさん だいすきだよ」
パラパラめくってみて、絵も可愛いし、字も可愛いし、出てくる男の子が息子みたいで、なんとなく借りてきたのですが・・・
ラスト3ページが危険です。
不意打ちだったので、読みながら号泣してしまいました。
子供たち、きょとん。
え?なんで泣いてるの? です。
さらに、追い打ちをかけるように作者からのあとがきが続きます。
この内容がまた・・・泣けます。そうなの!本当にそうなの!ごもっとも!
そんな子どもたちに甘えてあぐらをかかないように、少しでも良い母になれるように、まともになれるように頑張らなければ・・・と心を新たに、息子をギューッと抱きしめながら、「おかあさんのところに来てくれてありがとう!だいすきだよ!」とクドクドと伝えました。
「大人のくせに泣かないでよ〜」と息子。
子供の前で泣く母親は・・・情けないと思います。
理想は、子供の前では常に笑顔な母です。
私の母が、私の前で涙を見せたのは、一度だけ。
なので、そういう母でないとと、強い母でないとと思っていたけれど、自分が母になり、子供を育ててみて、私はそんな強い母にはなれませんでした。
良くないと思いながらも何度も泣いてしまっては、「自分は弱い、ダメな母だ」と落ち込みました。
でも、こういう強くない私の一面は、HSPゆえなのではないかと今では思うのです。
生まれながらにして持つ気質で、努力で変えられないのなら、自分にムチ打ってみたところで仕方なかったのかも・・・
(私の勝手な判断ですが、私の母親は絶対HSPではないと思います。繊細というより天然タイプ・・・)
私は、すぐ泣いてしまう母だけど、絵本に共感しすぎて最後まで読めなかったりする母だけど、とりあえず、あなたのことは大切に思ってるよ!ということだけ伝わればいいなと、今晩の読み聞かせをして思いました。
ちなみに、読み聞かせで泣いてしまったのは今回だけではなく、以前にも一度、泣いてしまった絵本があります。NHKのてれび絵本でもやっていたので有名な本なのかもしれないです。

「おかあちゃんがつくったる」
これもラストが泣けます。
結局、子供を想う母ネタに弱いんですね。
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