HSPで、出産の際損したなと思ったこと。

HSP気質の私が出産に臨んだ場合・・・

自分がHSPだと自覚してから、過去を思い返した時、HSPゆえに非HSP人以上に損だったのでは?と思った出来事のひとつが出産でした。

出産といえば、一世一代の大仕事!というイメージがあったのですが、そんな場面でも、周りが気になったり、周りに気を使ってしまい、自分本位になれない自分がいました。

また、考えたところでどうしようもないことクヨクヨ考えてしまう性分なので、出産についての後悔をいつまでもひきづったまま、何年も過ごしてしまいました。

1回の帝王切開と、1回の自然分娩を経験し、もうこの後、出産の予定はない私ですが、もう少しこうしていたら・・・と思うこともありましたので、そのことについて書いてみようと思います。

HSPで、いずれお母さんになる方へ、幸せな妊婦生活&出産をするための参考にしていただければと思います。

私が2回の出産経験を振り返って、HSPゆえに損したな〜、失敗したな〜と思ったのは次のようなことです。

子供が逆子になったとき、クヨクヨと自分を責めてしまった。

HSPの人は、「気にしすぎ」「マイナス思考」「自分を責めがち」という傾向があるそうです。

第1子を妊娠して5ヶ月になった頃、初めて逆子になりました。
この時点で逆子はよくある話で、「出産までにはほとんどの人は治るから」と言われていたのですが、私の場合は結局最後まで逆子でした。

逆子体操、鍼治療、お灸など色々やってみましたが一向にひっくり返る気配はなく、おへその下に常に赤ちゃんの頭らしき硬いものがずーっと鎮座していました。

出産が近づいても治らない逆子。
逆子になったのは、自分のせいじゃないかと自分を責めたり、あれがよくなかったのでは?これがよくなかったのでは?とグルグル暗い思考から抜け出せず、悶々とした妊娠生活に。

その後、初産にして予定帝王切開での出産が濃厚となりました。
せっかく出産するのだったら、陣痛を経験してみたかった。
自然分娩で、自力で産みたかった。
赤ちゃんの出て来たいタイミングで産んであげたかった。 などなど、どうしようもないことなのに、クヨクヨクヨクヨ考えていました。

もうすぐ赤ちゃんに会えることを楽しみに待つ、幸せな時間にも出来たはずなのに、その時間を、後悔と諦めと、初めての手術に対する恐怖とで、いっぱいにして妊娠期間を過ごしてしまいました。

元気に産まれてくれればそれでいいじゃないか!
頭では分かっているのです。でもなんだかモヤモヤしている・・・

当時、このスッキリしない性格が本当に嫌だったです。

看護婦さんに遠慮して、ナースコールができない。

結局、帝王切開で出産し、術後初めての夜。
麻酔も切れ、ズキンズキンとお腹が痛みだします。
帝王切開の後、痛いときは痛み止めを使ってしのぎます。

当時、私が出産した病院では、術後3種類の痛み止めが用意されていて、同じものは短時間に連続して使えないからと、3種類を順番にすることになっていました。

「痛かったらナースコールしてください。」と言われていたのですが・・・・
この病院、なんと、夜勤の看護婦さんが一人しかいない!

私の部屋に様子見で来ている短時間にも、ベルで呼び出されバタバタする看護婦さんを見ていると、なんだか呼び出すのが申し訳なくて、なかなか麻酔が頼めない・・・!

これくらいの痛みなら、まだ耐えられるかも・・・絶叫するほど痛いわけじゃないし・・・
でもかなり痛いぞ・・・全然眠れない・・・

結局、朝までに2回しか痛み止めを頼めず、(3種類も用意してあった意味がない!)その夜は一睡も出来ませんでした。
「テレビを観たかったら言ってください」と言われていたのですが、それすらも頼めず(回復室のテレビは自分では付けられなかった)、時計もない部屋で、メガネも無く、ただ痛みだけに耐え続けた一晩。長かった〜!

あとでいろんな方のブログを見ていたら、「痛み止めは遠慮せずバンバン使おう!!」みたいなことを書かれているのですが、本当にその通りだと思います!

なんか・・・振り返ってみても、自分の小心者っぷりに呆れ果ててくる・・・(;-_-)

ちょっとイタイ看護婦さんに目をつけられる

HSPの人は、人との会話が苦手なのに、聞き役に回ってしまい話相手のトークを長引かせてしまうことがあります。

私は入院中、一人のおばちゃん看護婦さんに目をつけられてしまい、そのおばちゃんが出勤の日は毎回愚痴を聞かされていました。
「いくら24時間対応って言ったって、夜中に診察の予約の電話入れてくるなんて非常識よね!」等々、他にも、「それ、患者さんに言って良いんですか?」というようなことまで愚痴られた記憶があります・・・

 

二人目の時も、娘が低体重&黄疸で入院中、授乳に行ったら、また別の若い助産師さんに延々話をされてしまい、それを私がうまく切り上げることができず、予定の時間を大幅にオーバー( ´△`)

帰ってこない私を心配した義母が主人に連絡、主人が病院に安否確認するほどの心配をかけてしまいました

私がもっとハッキリ物が言えたら・・・なんて気が小さいんだ・・・とこの時も落ち込みました。

帝王切開になったことをいつまでも引きづる。

「帝王切開は、立派なお産です。」と言われても、なんとも言えない想いがずーっと残っていました。
自然分娩出来た友達が羨ましかったし、「凄いな〜、そんな大変な出産を乗り越えて」と、もう二度と経験することのない陣痛や自然分娩への憧れみたいなのがありました。

幸い、私の周りには、「帝王切開?ラクに産めて良かったわね」みたいな定番の嫌味を言う人もいなかったのですが、なんだか一人で傷ついて、コンプレックスが膨らんでいっていたように思います。

その後、二人目を妊娠して、別の病院で出産することになったのですが、やはり一人目が帝王切開だと、次も帝王切開。
バースプランを書いてくださいと言われても、「無事に産まれてくれればそれで良いです」みたいに夢のないことしか書けませんでした。

結局、帝王切開に対するコンプレックスは、3年後、長女を自然分娩で出産するまで続きました。

出産中ですら、自分のことより周りのことが気になる。

私の2回目の出産は、図らずも自然分娩になりました。
手術予定日より早くに出血→陣痛となり、手術時間を待っている間に子宮口全開。
帝王切開するより、普通に産んだ方が早いとのことで、急遽自然分娩となりました。

さあ、もうすぐ生まれますよ!!と言うクライマックス!
立会い出産が怖くて、オロオロする夫。
見かねて、「出とく?」と声を掛けると、「そうしようかな・・・」と分娩室から退散しようとする夫を、助産師さんは完全無視。バタバタと搬入された機材で、夫は通せんぼ。
逃げ損ねた旦那は有無を言わさず立会いさせられてしまっていました。

その後、2回ほど息んだだけで娘は産まれてきてくれたのですが、そんな出産のクライマックスでも、周りの一部始終が気になって仕方なかったです。

陣痛の痛みで、会陰を切開した痛みすらも分からないくらいの極限なはずなのに、周りで起こるちょっとしたことにも気づいてしまう性質。
陣痛中は、夫ですら居ない方がいいくらいです。
誰かいるだけで気になって集中できません。
HSPの方は、意外とひとりで出産した方が気が楽かもしれません。

入院生活が気が休まらない。

結局、退院して家に赤ちゃんを連れて帰るまで、心が落ち着く時間がなかったように思います。
病院では、個室であっても基本的に集団生活のような雰囲気があるからです。

3時間おきには授乳室に呼び出され、ほぼ初対面のママさんたちと一緒に授乳。
会話する必要も出てきます。

助産師さんたちとはしょっちゅうお話しますし、個室にいてもいつでも誰でも入ってこれる環境だし、一人の時間は意外と少ないです。
HSPの人にとって、あまりくつろげない環境ではないでしょうか。

入院中くらいゆっくりして。退院したら地獄の育児のスタートだよ!とよく言われるけれど、入院中にゆっくりできた試しはないです・・・

自分の本音を話すのが苦手で、人に頼るのが下手。

HSPの人は、他人と本音で話すのが苦手な方もいるようです。
私も自分をさらけ出すのが苦手で、なかなか人に心を開くことができません

娘が低体重生まれ入院になった時も、黄疸が出て光線治療することになった時も、心配で心配で泣いたり、色々詳しく聞いたりしたかったけれど、なぜか「平気です。気にしていません。」みたいなフリをしてしまっていました。

「この場で泣いてしまうお母さんもいるんです。」と説明を受けても、心では今にも泣き出しそうだったのに、なんでもなような顔をして過ごしました。

少し小さく生まれたため、自力でミルクが飲めなかった娘。
コップでひと口ずつ飲ませていたため、1回の授乳に2時間以上かかりました。
やっと終わって部屋に帰っても、10分もしないうちに授乳室に呼ばれまた授乳。

ピンポン球くらいの大きさだという赤ちゃんの胃に、さっきやっと終わったばかりなのに、また2時間かけてミルクを流し込む。
途中で寝てしまうのを起こして飲ませる。
ここまでしないといけないの?と小さい娘を見て切なくなりました。

そして、病室に帰ってひとり泣いていました。

私がもっとオープンな性格だったら。助産師さんに素直な気持ちが言えたらどんなに楽だったんだろうと思います。
助けてくれようとしてくれている人は周りにたくさんいるのに、なかなかその手をうまくつかめません

まとめ

2度の出産を経験し、不器用ながらもなんとか2人の子供の母になりました。

HSP母の子育ては、私の場合は本当に大変で、出産の大変さなど本当にカワイイもの!
これからもこの気質ゆえに、損してるなぁ・・・大変だなぁと思うことがあると思いますが、少しでも楽にのびのびと生きていける方法を考えていきたいです。

HSP
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