
自分がHSPだと分かってから今まで、自分以外のHSPの方と会ったことはなかったのですが、先日ついに、自分以外のHSPの存在に気づくという出来事がありました。
そのHSPというのは、私の妹です。
今は離れて暮らしているけれど、長年一緒に生活してきたのにも関わらず、妹のセンシティブな部分など全然気づかなかったのですが、先日祖母のお葬式の際、話をしてみてわかりました。
この時、「HSPにも、いろんなタイプがいるんだな。」と実感しました。
その時のことについて書いていきたいと思います。
妹のHSP基質に気づいた経緯
火葬場まで向かうバスの中、久しぶりに妹と2人で話しました。
大学を出てから今まで、13年間働いてきた職場を辞めるというので話を聞いていると・・・
話の内容が・・・悩みの種類が・・・
どうも、HSPっぽいねぇ・・・
- まわりがあまりにも気づかな過ぎる!
- 「普通、こうしたらこう予測して、こう準備するでしょ!?」などという。
- つい自分がやってしまって、自分ばかり忙しい。
- 休日にはヘトヘトになって家から出る気がしない などなど
まだまだ到着まで時間があったので、HSP診断テストをしてもらったところ、HSPレベル『中』。
やはりそうであったか。

あなた、HSPだよ。
と告知してあげました。
同じHSPといえど、いろんなタイプがいる
妹は、私とはまったく性格が違うので、まさかHSP気質の持ち主だとは気づきませんでした。
妹の場合(HSPレベル中) | 私の場合(HSPレベル強) |
友達がたくさんいる。 | 友達少ない。 |
大人数の友達を家に招いて泊まりしたりしていた。 | 友達をお泊まりに誘った記憶はない。 |
部活はハンドボールをやっていた。 | 美術部だった。 |
仕事は接客販売。13年以上。店長クラス。 | 元DTPオペレーター 兼 雑用係。今は主婦。 |
USJなど、遊園地が大好き。 | 遊園地は子供がいなければまず行かない。 |
イラっとしているらしいが、表には出さない。 | 短気。すぐ怒る。わかりやすく怒る。 |
こうやって比べてみると、やはり妹は私に比べて圧倒的にアクティブです。
ただ、表面上、社交的でアクティブに見えても、その心の中までは分からないもの。
「友達とワイワイするのも嫌いじゃないけど、めちゃくちゃ気を使ってる。疲れる。」らしい。
HSPの3割はHSS(刺激を積極的に求めてしまう人)だというし、なかなか判断難しいですね。
告別式で、祖母とのお別れの際、泣くまいと我慢していた母。
それを見た妹は、後になって「あの時泣いてたでしょ。」とイチイチ指摘するなど、「本当にHSPなの?」と思う部分もありますが・・・。

我慢してたんだから、そこはスルーしてあげて・・・。
まとめ
意外と身近にHSPがいてびっくりしましたが、妹に、HSPの存在を教えてあげられたのは良かったなと思いました。
私のように、「コミュ障なのかな?」と思うほど人付き合いが苦手な場合は、自分で異変に気付くと思うのですが、中程度のHSPの場合は、特徴が分かりづらく自覚することもできずに悩み続けてしまうパターンもあるかもしれない。
自分がHSPだと気づくだけで、心がだいぶ楽になるし、自分も許せるようになるし、相手への理解も深まったりするので、生きづらさを感じている全てのHSPが、その気質を知って、自分はどうなのかな?と考えるキッカケがあれば良いのにと思います。
考えてみれば、5人に1人はHSP。気づいていないだけ。
あなたのすぐそばにもいるかもしれませんね。HSP。
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