
HSPの私が結婚してもうすぐ7年が経ちます。
HSPは直感力に優れていますから、私も、夫をひと目見た瞬間に、「この人と結婚するわ」とわかりました。
その後、「やっぱりこの人しかいない!」と夫に惚れ込み、私の方からプロポーズして結婚に持ち込みました。
HSPをこじらせてきた私は、自己肯定感などというものはゼロで、自分のことが大嫌いでしたので、自分と正反対の夫のことが、とにかく魅力的に見えたのです。
それから早6年。
自分がHSPだと知り、ついでに夫にもHSP診断テストをやってもらったところ、夫は非HSPでした。
振り返ってみると・・・そうですよね。納得しかありません。
私は普段、自分の繊細さを実感することはないのですが(それが当たり前になっているので)、夫のことを「鈍感だなぁ〜・・・」と思うことは日常茶飯事です。
そこで、HSPと非HSP夫婦ゆえのイライラポイントをまとめてみたいと思います。
今後、非HSPと結婚しようと思っているHSPさん。
こんな一例もありますので、ご参考にしていただけたらと思います。
鈍感過ぎて、寝たら起きない
夫は、5秒で寝たかと思えば、どれだけ周りが騒がしくても起きません。
子供達に踏まれても起きません。
私の住んでいる地区が豪雨災害にあったその夜、同じ県内の川が次々に氾濫していき、ケータイの緊急アラームが引っ切り無しに鳴る中でも、平気な顔をして爆睡していました。
小さいふたりの子供を抱え、いつ避難すれば良いのか、周りはどんな状況なのか、ハラハラして眠れない私の横で、ガーガー高いびきをかきながら寝る夫。
うちの大黒柱は、こんな夜も平気で寝ております・・・。
「HSPが繊細で敏感なのは、危険にいち早く気づくため。」と何かの本に書いてあったのですが、それを身を以て実感。非HSP夫に任せていたのでは、一家全員逃げ遅れる可能性大。
※ これはあくまで我が家の一例であり、すべての非HSPがこんなに鈍感だというわけではありません。
共感力が低過ぎる
娘はアトピー持ちのため、夜になると痒がります。
そのため、毎晩娘が眠りにつくまで、私が背中をかいています。
酷かった頃は、泣きながら、「痒い!痒い!!」とのたうち回るので、見ているこっちも泣けてくるほど。
そんな娘のすぐ横で・・・夫は、
5秒で寝れます。
HSPの人だったら、絶対眠れませんよね・・・。
可愛い我が子がこんなに辛そうにしているのに。
酷い時には3時間以上も私が必死で背中をかき続けているのを知っているのに・・・。
なんの遠慮もなく寝れてしまう・・・ 共感力低過ぎません?
ドラマや映画など見ても絶対泣きませんし、あまりそういうものに感情を揺さぶられないからか、興味すらない様子。バラエティーかニュース番組しか見ません。
※ これはあくまで我が家の一例であり、すべての非HSPがこんなに共感能力が低いというわけではありません。
LINEメッセージを平気で既読スルー
HSPの私は、LINEやメールの返信などにも非常に気を使います。
相手が気分が悪くならないように、絵文字などを決めるにも時間がかかったりしますし、どのタイミングでやり取りを終えるかなど、ついつい考えてしまいます。
けれど、非HSPの夫はそういう気遣いは一切ありません。
返信は短く一言。「わかりました。」
それならまだいいほうで、私が子育てについて悩み、意見を求めるメッセージを送ったことがあります。
その際の返信は、一言。
「これから帰ります。」
・・・・あなたのご意見は!?
もう夫婦なので気遣いなどいらないと思っているのかもしれませんが、大事な内容のメッセージを既読スルーされると凹みます。 そんな私の気持ちなど知るよしも無いのでしょうが。
※ これはあくまで我が家の一例であり、すべての非HSPが既読スルーするというわけではありません。
神経図太すぎる
自分の子供が生まれる瞬間。
旦那さんは分娩室の外の廊下で、ハラハラドキドキしながら、オギャーと赤ちゃんの産声が聞こえるのを待っている光景。よくありますよね。
けれど、うちの非HSP夫は違います。
私が入院して、必死でひとり陣痛に耐えている時、娘が出てこようと頑張っている時・・・
長男と家で爆睡していました。
人生で数回しか経験できない貴重な瞬間ですよ〜・・・
全部丸投げかい〜・・・ 少しは動揺しましょうよ。
それなのに、「立ち会い出産は恐い」と、ようやく駆けつけた分娩室から逃げ出そうとする夫。
そんなとこだけセンシティブなのね。
※ これはあくまで我が家の一例であり、なんだかただの愚痴になってきてしまいました。
まとめ
やはり、HSPと非HSPが一緒に生活すると、違いにしてびっくりすることもあるかと思います。
もし夫もHSPだったら、HSPゆえの辛さや大変さを分かってもらえるのかもしれないと思ったりもしますが、非HSPの鈍感な夫だから、少しぐらいこちらが気を使わなくても何も思わないかな。という気楽さもあります。
今回はイライラポイントをまとめてみましたが、もちろん良い点もあります。
機会があれば、そちらもまとめてみたいと思います。
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